2005年10月31日

●Good morning, starshine, the earth says "Hello"!

会社にいけなくなってきたのでちょっと入院することにするよ。とても具合が悪いんだ。
ちんまりが大好きだったものすべてが汚されてしまって生きづらい。すべてのものが。
だから何も見ないように考えないようにしてみたけどなかなかうまくいかないね。犬のようにすべてが灰色に見えるのならどんなにか良いだろう。

Posted by ちんまりくん at 00:00 | Comments [0] | Trackbacks [35]

2005年10月15日

●ファンタジー・児童文学系読みまくりの結果,新刊で印象に残ったもの

●北風のうしろの国
ジョージ・マクドナルド 中村 妙子
4150203989

ずっと品切れで放置されていた(!)「北風のうしろの国」の文庫が再発売。翻訳は前の文庫と同じ。
とにかく名作。「リリス」もオススメ。ある意味,両方ともテーマは共通している。

北風につれられてうしろの国に行きたい。今いちばんの願いがそれ。

Posted by ちんまりくん at 04:57 | Comments [0] | Trackbacks [39]

●ミステリー系読みまくりの結果,新刊で印象に残ったもの

●クッキング・ママの鎮魂歌
ダイアン・デヴィッドソン  加藤 洋子
4087604950

ケータラーのゴルディーシリーズの最新刊。料理レシピを紹介しながら,殺人事件の犯人も捜しちゃうよ。
表紙のイラストレーターが変わったな。おかげでママのルックスも大変わりだ。
今回のストーリーでは,このシリーズの重要人物だった「下衆野郎」が死んでしまう(←まったくネタバレでない)。
まるでアルド・ナリス様が死んだような重大事件である。シリーズ的に,このキャラを本当に殺していいのか? これから大丈夫なのか?
息子アーチが相変わらず成長しない。うざい。
そして毎度のことながら,犯人が全然意外な人物じゃない。ママは都合よくウワサを耳にしすぎ。
なんで毎回買ってるんだろう。でもついつい続いてしまう。



●研修医エヴリンと夏の殺人鬼
レイア・ルース・ロビンソン  清水 ふみ
4488174027

あとがきを読むまでシリーズ物とは気づかなかった。10年以上間隔があいたらわからないよ!
つーか前作も読んでる(;´Д`)
ドラマ「ER」とかが好きな人にオススメ。
途中で犯人がバレバレになるけど,ノリが良いので気にしないようにして読むと楽しめる。



●春を待つ谷間で
S.J.ローザン  直良 和美
4488153070

これはリディアとビルシリーズ(シリーズ名はこれでいいのだろうか…)の最新刊。
前作があまりにもアレだったのでこのシリーズはもうやめることにしていたのだが,読むものがとにかく欲しかったので購入。
今回は舞台がニューヨークじゃなかったのと,ビル視点の話だったので,けっこう読ませる話になっていた。
前よりつまらなくなくてよかった。次からもリディア視点の話だけ飛ばして読めばよいということがわかった。
シリーズを知らない人は,とりあえず一作目の「チャイナ・タウン」を読むといいです。普通にオススメです。ブックオフとかでよく見かけます。



●ウォータースライドをのぼれ
ドン・ウィンズロウ 東江 一紀
4488288049

ニール・ケアリー・シリーズの4作目。これも久しぶりの新刊。あまりにも久しぶりなので,もしかして1作ぐらい飛ばしてるのかと思ったけどヌケてなかった。
まー楽しくサクサク読めるのでいい作品だとは思うが,シリーズの流れを考えると,第1作目からのキャラの変わりようにせつなくなる。
シリーズはあと1作で終了(ストーリーは本作で実質的には終了)なので,主人公ニールがさらに無残に変わり果てる姿を見なくて済みそう。シリーズ物は引き際が肝心と思う10月。

Posted by ちんまりくん at 03:57 | Comments [0] | Trackbacks [46]

●SF系読みまくりの結果,新刊で印象に残ったもの

●みんな行ってしまう
マイケル・マーシャル・スミス 嶋田 洋一
448872101X

最近でいちばんのオススメ(万人向きじゃないけど)。
どの作品も作法が似ているので,そういうのが気になる人には向かない。あと,各々の作品の質にも差がありすぎ。訳者の嶋田洋一が「あとがき」でダメ出しするぐらいにムラがある。
収録作の中では『家主』がツボだった。激泣ける。
しかし,なんでこの本はSFのレーベルで出たんだろう?



●ディアスポラ
グレッグ・イーガン 山岸 真
4150115311

久しぶりにこういうゴリゴリしたSFを読んだ。久しぶりなのでちょっとツラかったよ。正直,いろんな設定部分は飛ばして読んでるよ。
帯のアオリほどの感動は得られなかった。
これは好きな人以外は買わなくて良い。

Posted by ちんまりくん at 03:41 | Comments [0] | Trackbacks [0]

●I want to go on living even after my death!

先週売りの「週刊文春」連載の林真理子のエッセイに,「読書は,人がひとりでやって唯一かっこ悪くないことだ」というような一節があり,電車の中で泣くかと思った。
いやはや。林真理子に泣かされそうになるとは。 ぺこり。

Posted by ちんまりくん at 03:10 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年10月13日

●荒川修作の「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」かっこいいなぁ

三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」ってめちゃめちゃかっこいいよ!
値段はヨミウリオンラインによると

最終的な販売価格は決まっていないが、周辺のマンション相場(4000万円前後)の約2倍になりそうだという。

…高いね。それに,三鷹に家を買ってもなぁ。
でも説明会行っちゃおうかなぁ。 ぺこり。

Posted by ちんまりくん at 16:43 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2005年10月10日

●「マニアEXPO'70」と「必見!大阪万博まぼろしの映像公開」

万博公園に行ってきた。
鋼鉄館でやっている「マニアEXPO'70」と,民族博物館の講堂で行われた「必見!大阪万博まぼろしの映像公開」のイベントを見るためだ。
「マニアEXPO'70」の方は,大阪市民だったり鉄ちゃんだったりしたら喜びそうな内容が多かったけど,ちょっとビミョーだった。
でも「必見!大阪万博まぼろしの映像公開」は良かった。これは映画「日本万国博」の劇場公開用に対し保存用として作成された,個別のテーマに掘り下げたフィルムを上映してくれるというもので,9日は「開会式・閉会式編」と「お祭り広場催物編」が,10日は「施設運営編」と昨日と同じ「お祭り広場催物編」が上映されたものだ。
会場は,大阪万博マニア(笑い)と,名古屋から遠征してきたのかモリゾー・キッコロを大量にぶらさげた愛・地球博廃人の人もちらほらいたものの,地元のおじさん・おばさんがけっこう多かった。閉会式の様子を見ながら涙するおばさんとかもいて,会場は一種独特の雰囲気だったよ。
9日の午前の部では,フィルムが途中で切れる?ようなトラブルがあった。みんな「まあ,古いし」って感じで静かに待ってておかしかった。中断を告げるおじさんのアナウンスもマッタリしていてよかった。
上映の空き時間は,「探そう!パビリオン記念碑」のスクラッチを集めて回ったり,リニューアルされた「万博記念館」を見て回った。なかなか充実した連休だった。
来月は「太陽の塔内部公開」に行く。 ぺこり。

Posted by ちんまりくん at 22:26 | Comments [0] | Trackbacks [0]