2005年05月16日

●ミュージカル「アニー」20周年記念おめでとうございました。

おめでとうございました(過去形・笑い)。
なんだかんだ言いながら,ちんまりも「アニー観劇20周年」を迎えました。おめでとう>じぶん!

●今年の舞台について
とりあえず今年の「アニー」についての感想ですが,アニー役の石丸椎菜・鈴木満梨奈のどっちって聞かれたら,とりあえず満梨奈押しで。椎菜ちゃんはふつうに上手いんだけど,劇中最大の泣かせ場(ということになっている)通称「ロケットのシーン」で本人が急に爆泣きしてたんで引きました。役者が舞台の上でマジで泣くなって言ったのは鴻上尚史だったかと思うんですが,それは本当です。舞台の上でマジ泣きするアニーを毎年見てきたちんまりが断言します。

あとさー,劇中「NYC」のシーンで「タップキッズ」というタップ集団(これも子役)が出てくるんですが,こいつら,もやは本格的に不要じゃないですか?←だれに聞いているんだ。
こいつらがいる理由っていうのは,前の演出家だった篠崎氏の時代に「アニー=子役のタップも見ものです(←フリードレスのシーン)」っていう定評(&ヲタの期待)ができちゃったがために,子役タップを残すためにできた役だと認識しています。んで,初回の「存在理由不明」っぷりを,翌年から「9.11テロ記念USA愛国タップ」で払拭してきたわけだけど,今年,「USA愛国」を捨て,「タップの神様と舞台の上でクネクネしよう」に企画変更され,さらに不要感が増したような気がする。
(すみません,なるべく「アニー」を知らない人が読んでもOKなように書こうと思ってたんですがもう無理です。)

ウォーバックスの歌が下手だったとかはもうなんか思い出したくないのでいいです。それ以上に川原多美子のやる気なさっぷりも光った。20周年でこれはないだろ!

●今年のグッズについて
水色・ピンク・安いレースのオンパレード。偽ナルミヤ状態。ここは台湾の夜市の屋台か?下品すぎる。
クリアファイルだけが許せるデザイン。
限定100個で販売した「アニーのロケットペンダント(銀製)」5000円は,ちょうつがいが外にでっぱってるかなり粗悪な出来で泣ける。でも買った。ばかばかばか。ちんまりのばか。

●20年間を振り返って

大きなトピックスは,途中での演出家交代だろう。「篠崎時代」,そして今に続く「ビショッフ時代」。20年間のパンフレットを見返してみると(…で思い出した。今年のパンフレットは2500円でいつもより高かったんだけど,その理由は20年間のパンフ紙面を再録しているから。…持ってるっつーの(`Д´)!!!いらんちゅーの(`Д´)!!!)
…んで,パンフレットを見返してみると,ちんまりにとって本当に文句なしに大好きなアニーの時代ってのは,おそらく「1991年(鈴木奈央&多田葵)」までだと思う。これだとあまりにも昔すぎて悲しいので,「1993年(金井れな&西田彩香)」まで入れようかなぁ。
93年ごろはもうすでに「年々アクロバティックに進化するハードノックライフ」にへきへき(もえもえじゃなく)してた時期だと思う。あと,地方公演でルースター役が,ロケットを出すシーンで「ダッダーン!ボヨヨンボヨヨン」と,当時のピップエレキバンのCMギャグを使ったのが激しく汚らしくてやる気を失ったのも,93年か94年だったと思う。
んで,その後の「篠崎時代」は,アクロバット化がさらに加速し,ついでに全体の楽曲の速度も上がり,「サンキュー・ハーバート・フーヴァー」の楽曲がけずられ,しまいには「ハードノックライフ」がラップになり(あれは一生忘れないだろう),クリスマスコンサートではウォーバックス平野忠彦がやりたい放題「マイウェイ」を歌って会場のお子様をつまらながらせ,ドツボにはまって行った。
この時期,ちんまりは「1シーズンにひとり」のノルマで,初見の友人を男女問わず招待するのを目標にしていたのだが,「(楽曲の速度が速く,子役が叫ぶように発声するので)なにを歌っているのか判らない」など,ミュージカルとしては致命的な感想をもらうようになったのがこのあたりである。しまいにはアニーが舞台の上から「みなさん! ウォーバックスさんとグレイスさんが結婚した方がいいと思う人は拍手してください!」と我々によびかける支離滅裂っぷり。そんな中迎えたのが,「ビショッフ時代」だった。
彼が最初に行ったのは子役への恐怖政治撤廃と(笑い),原典への回帰だった。成功した点と(今も)失敗している点があるので,両演出家については甲乙つけがたい。しかし,「ふつうに歌が聞こえる」という点で,ちんまりはビショッフを買う。こんなふつうのことだけで!

●それでもまた「アニー」の幕が上がれば。
日本人は,紅白を見て除夜の鐘を聞いて,その一年を振り返り,来る年への決意を新たにするとかよく言われているが,ちんまりにとっての「それ」が「アニー」だ。
4月のある日,初日の青山劇場にすわり,あのオーバーチュアを聞くだけで泣ける。これはもうミュージカルの楽しみ方と違うと思う。ちんまりはこの至福の瞬間を手にするために,1シーズン数枚分のチケットを購入し,リピート顧客数の確保に貢献している(微々たるもんだけど)。そして,日本のミュージカル「アニー」ができるだけ長く続いてくれることだけを祈る。公演10日足らず前に遁走するような子役を合格させちゃってもいいし,アニーズのママたちが上演中にべちゃべちゃうるさくしてても文句言いません。
毎年青劇の暗闇の中でこっそり涙を拭ける瞬間のために,生きてる。

んで,来年はあるの? ないの? ぺこり。

<番外>
●好きだったキャスト

アニー役のちんまり殿堂入りのお姫様は「飯尾麻耶」ちゃん。まじで好きでした。あ,過去形で書いちゃった。
でも,たまーにアンサンブルで出る舞台,見つけたら見てます。
麻耶ちゃんに対しては,「アニー」も好きだったけど,その後の「南青山少女歌劇団」の初期のころの,幸せな思い出を今でも大切にしています。

あと印象に残ってるのは,当時史上最年少のちっちゃいアニーだった「多田葵」ちゃん。
コンビを組んだ「鈴木奈央」ちゃんがしっかり者アニーだったので美しく好対照だった。
葵ちゃんはがんばってるだけで泣けた。芸的には奈央ちゃんのほうがうまかったです。あっはっは。

あと,ベソかかせたら最強だった「遠山真澄」ちゃん。
コンビを組んだのは,現在レミゼにも出てる「河野由佳」ちゃん。
由佳ちゃんは本当に歌がうまかった。あと顔がかわいかった(笑い)。
真澄ちゃんはワリを食った形になったと思うけど,「You Won't Be an Orphan for Long」で,ベソから笑顔になってく様がかわいかったなぁ。
当時のグレース役が「峰さを理」で,すごくうまく子役を乗せてくれてたような思い出がある。
あと,ちんまりはママンの影響で宝塚をけっこう見てるので,大人キャストに元スターさんが来るのはよかったです。峰さんがグレースをやってたころに,ハニガン役が「汀夏子(92年)」「上月晃(91年)」って年があって,このときはよかったなぁ。

いろいろ書いてきたけど,
もし,「たったひとりだけ,過去のキャストを(当時のままで)出せるとしたらどうする?」ってきかれたら,
「杉本彩(98年/リリィ役)」を希望します。
彼女が演じたリリィは,ちんまりが想像するリリィそのものでした。
「Easy Street」のコーラス部で,股をガバガバやりながら「金!金!金!金!」と叫ぶ彼女はとてもかっこよかった。

Posted by ちんまりくん at 2005年05月16日 21:49
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コメント

おまんこ!おまんこ!

Posted by Anonymous at 2005年05月16日 23:23

コメントありがとうございます(笑い)。 ぺこり。

Posted by ちんまりくん at 2005年05月16日 23:41
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